長崎で署名活動
駅の無人化に伴う安全・円滑な駅利用に関する障害当事者団体・鉄道事業者・国土交通省の意見交換会(第1回)が先月開催され、無人駅に関して国交省が新たなガイドラインの策定を始めたことは述べたが
今日の長崎新聞より一部抜粋
JR九州のダイヤ改正で駅員不在の時間帯が増え、車いすでの利用が制約を受けているとして、「長崎バリアフリーサークルAmi」(西彼長与町)は、変更された駅の窓口営業時間を改正前に戻すよう求める署名活動を始めた
端折って言うと長与駅では、窓口対応が「平日午後9時10分まで」から「同8時まで」に短縮されるなど、駅員不在の時間が増えて不便を強いられているということだ。
以前の大分県敷戸駅でも無人化によって障害者団体が訴訟を起こしたが、今回も根っこは同じだ。署名活動主宰の訴える内容を見ても、障害者差別問題にすり替えた単なるワガママになっている。直情的に大声を上げるのではなく、良い歳した大人ならもう少し言い方や相手を考えてから動いたほうが良い。要求について既にJRは突っぱねているし、仮に今のまま矛先を変えて役所に行ったとしても門前払いだろうよ。
それに署名活動がキチンと車椅子利用者なり障害者の意思を反映したものならJRや国も考えるだろうが、単に主語を大きくするための数合わせなら意味が無いな。
大分の件も長崎の件も、原告の要求が100%通ることはない。資本主義社会の民間企業としてJRの判断は正当であり、逆に原告たちはモンスターでありクレーマーということになる。
もし障害者差別問題として突っかかるなら相手は国だろうが、縮小経済に向き始めた時代に現状以上の待遇を求めるならば相応の根拠を示さなければならないだろう。少なくとも現状の訴えでは世間の支持は受けづらく、費用を自己負担するか不便を受け入れろと叩かれるのが関の山だな。残念だけど。
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