星空のソーシャルディスタンス

昨今のコロナ禍は従来の常識や社会通念を悉く覆してきた。


ソーシャルディスタンスを確保するため隣席特急券の特例購入を可能にします!(東武鉄道3月4日プレスリリース


本来一人で2座席確保はマナー違反、近年は規程や掲示などでお断りを明言するような事案だったが限定的とはいえ、とうとう公式でオッケー牧場を明言してきた。

1998年だったか特急料金の大幅改定の前にも社会実験的な期間限定割引を実施したが、あの時と似たようなふいんき(←なぜか変換できない)だろう。98年当時は車内扱い限定だったが、今回は東武線(東上線ではない)有人駅の出札窓口限定だ。

流石に隣席の乗客同士500マイルは離れないけどな。Baby, Come Back!


もう一件、大手の増収策として目を惹いたのは名鉄。(3月5日プレスリリース

特急編成の急行運用時にも特別車両を営業するのは史上初、確かにそうね。99年の制度改正以降だと初めてだろうな。

尤も1等車(グリーン車)連結の「たかやま」は社線内相互間については未発売で間合いの自社運用時は特急運用だし、自社の特急ではない種別で特別車両料金を徴収して営業するとなるとガチで初かも知れない。

将来的にどうなるかは分からないが特急編成を使用した準急や普通にも拡大できるし、他社でも京阪のプレミアムカーといい、今後各社に波及する可能性がある商法だ。阪神~山電や阪急京都線系統、関東でも日中や休日の東上線、京王線、京急線で導入できそう。


旧・ここは無人駅です。と、駅員から説明を受けたマニアな僕は困惑を隠せなかった。

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