窓口設置駅の大幅削減、西日本に続き東日本も。
7日夕方の共同通信によれば、JR東日本は切符を対面販売する「みどりの窓口」設置駅を2024年度末までに70~80%減らす方向で調整に入った。新幹線や特急停車駅、拠点駅などを除いて廃止。改札業務と一体運用している地方の小さな駅は無人化も検討するという。
JR東日本のみどりの窓口は21年4月1日時点で442駅、1990年代の最盛期から見れば随分少なくなったように見えるが、ここから更に70~80%減だから24年度末の時点で100駅前後まで減らす算段なのだろう。
「みどりの窓口」が営業開始したのは1965年9月24日、当初は全国で152(うち東日本管内65)駅で日本交通公社の営業所を合わせても、21年4月1日時点の東日本管内の半分程度だった。
マルスシステムの進化と共に開設駅は順次増えたが、全国的に爆増したのは85年度以降で特に90年代には出札の電算化が進み、従来の出札窓口が「みどりの窓口」に変貌するケースが相次いだ。98-2000年頃のJR東海は簡易委託販売所の駅出札にまでマルス端末を入れて「みどりの窓口」としたことでトラブルが起きたくらいだ。東海に限らずJR各社とも90年代から2000年代初頭が「みどりの窓口」バブルと言った時期だろう。
顧客操作型のMV端末やネット予約が普及した05年以降は窓口削減、省人化の動きに転じてきた。利用状況や実態を踏まえての合理化推進に対し、バブルを引き摺る時代錯誤な厄介勢は改悪だの顧客離れを起こすだのと的外れな声を挙げているが、対人でキッチリサービスを受けたいのであれば旅行代理店に行けばいいのだ。それはそれで手数料がかかるとか間抜けたこと言いそう。
自助努力しない癖にタダでサービス受けさせろとか宣う御仁は、仮にただ働きさせられても文句言えないよな。あ、やつら働いたことないのかwww
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