要望するなら金をくれ
表題の元ネタが解かるのは30代後半以上かも知れないから念のため註釈を入れるが、決して筆者が金をせびっているのではない。謂れの無い献金は受け付けんぞ。
JR西日本米子支社が今月3日、トロッコ列車「おろち号」について、老朽化など車両維持が困難なことを理由に23年度限りで運行終了すると発表したことを受け、7日に島根県と沿線自治体の首長5人がJR西日本米子支社を訪れ、運行継続を求める連名の要望書を提出したことが夕方のローカルニュースで報じられたのだが、要望書には運行終了が沿線地域に与える影響が非常に大きいことから運行継続の再検討の要望や難しい場合は後継車両の整備の検討を求める内容が記されているそうだ。
JRにしてみれば、「で、なんぼ出しますのん?」と言いたいところだろう。
JR西日本は今年2月に低収益のローカル線について廃止を含め在り方を見直すと表明しているが、今月3日の「おろち号」運行終了発表では米子支社長が直ちに木次線存廃について言及するものではないと添えていた。
とはいえ、県と沿線自治体は客寄せパンダがいなくなることに危機感と焦りを感じているからこその要望書提出なのだろうが、維持継続にしろ後継車両の整備にしろ先立つものが無ければねぇ。
ところで今回、地域の偉いさんたちはJRに乗って出向いたんだろうか。まさか公用車じゃあるまいな?
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