国土交通省 鉄道利用者に整備費用の負担を求める方向で検討
6月20日の読売新聞が報じたところによれば、国土交通省が鉄道駅のバリアフリー化を促進するため、鉄道利用者に整備費用の負担を求める方向で検討に入ったそうだ。使途をバリアフリー化に限定した鉄道料金(東京、大阪、名古屋の3大都市圏のJRと大手私鉄を対象に1乗車当たり10円以下を想定)を新設し運賃に上乗せる。2年後の導入を視野に、鉄道事業者への意向確認を進める。とある。
【独自】エレベーターやホームドア、駅バリアフリー化へ料金新設を検討…国交省
バリアフリー化に係るユニバーサル料金を設定するのであれば、これは障害者割引の対象外にしないと逆に不公平だよな。徴収方法は表面的には運賃に含めても、領収内容は運賃+ユニバーサル料としなければならないだろう。あの小さなきっぷに表示されたらどうなるか興味はあるが、特に記念乗車券などは硬券きっぷにユニバーサル料金表示とシュールすぎる組み合わせが発生しそう。初期のグリーン券よろしく導入時には商機とばかりに専用のきっぷ(料金券)を出す事業者が出るかも知れない。最近では首都圏のBグを除いてグリーン券単独のきっぷがあるのは「日本こども鉄道」くらいだけどね(笑)
来宮駅の事件以来、車椅子利用者への風当たりが強くなり(顛末を知る人は障害者と言うよりも某女史の人間性の問題だと認識しているが)過激な人は障害者割引を無くせ!って言うじゃなぁ~い。
でも、障害者割引制度にもイロイロ条件があって、一律に運賃半額な訳じゃありませんから!残念っ!!
それに鉄道運賃5割引にはキチンと意味があって、障害者本人と介助者1名の「ふたりでひとり分」なんだからね、勘違いしないでよねっ!(ツンデレ)
バリアフリー化に係るユニバーサル料金は、東京、大阪、名古屋の3大都市圏のJRと大手私鉄を対象としているが都内(府内、同一県内)や隣接県で完結するような会社線はともかく、営業範囲が広域なJRと近鉄、東武あたりは適用範囲をどう区切るのか気になるが、今日日エレベーターやスロープなどバリアフリー未対応の駅を探すほうが難しそう。
あ、だから来宮駅が狙い撃ちされたのか。
所在は静岡県だけど東京近郊区間だからなぁ。神奈川県下で伊東線よりも東京に近い御殿場線は除外される不条理。次に狙われるのは此処か(笑)
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