中国山地のプロレス興行、第一ラウンド

本題の前に、広島へ黙祷。


8月5日「芸備線の今後のあり方を検討する会議」が岡山市で開かれた。参加5団体(岡山県、広島県、新見市、庄原市、JR岡山支社)が芸備線の現状や夫々の自治体が行っている利用促進の取組みや、路線バスなど二次交通の運行状況について情報共有した。

次回、9月に広島市で開催予定の会議には5団体夫々が利用促進策を持ち寄ることになったそうだが、初手としてはこんなもんか。

上下分離で鉄路維持は多額の税金を投入した結果、根本的な問題を先送る愚策だし抑々過疎の自治体側にもそんな資金力は無いだろう。そうなれば鉄路廃止は必至で、JRは明言こそ避けているが最早前提条件みたいなものだ。予定調和の着地点へ向けて今後どのように展開して行くつもりだろうか。


そしてもう一つの「第1回木次線観光列車運行検討会」が8月4日に松江市で開かれた。JRからは車両更新や新造に係る具体的な金額が示されたが、運行継続には否定的な立場だ。

一方自治体側は地域の観光振興のためには必要不可欠の立場を堅持しており、8月中に2回目の会合を持ち、運行継続の方策を速やかに詰める構えだ。

此方はJRが運行継続のために上下分離を自治体側から引き出せるか見もの。特に出雲横田以南は3セクの観光鉄道にでもしないと鉄路として残せないような気がする。


(以上2件、ニュースソースは会議当夜の配信の地方紙とローカルニュース)


旧・ここは無人駅です。と、駅員から説明を受けたマニアな僕は困惑を隠せなかった。

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