JR北海道 来春の間引き・続
15日にふんわり報じた道新が、18日に続報を出した。
JR函館線 廃止協議は流山温泉など5駅 (9月18日 5:00配信)
函館線の廃止5駅判明、地元から惜しむ声「重要な移動手段」 (9月19日 14:19配信)
結論を言えば、渡島管内七飯町の池田園、流山温泉、銚子口と、同管内森町の石谷、本石倉の5駅である。大体予想通りだったな。
池田園と銚子口は1971年に無人化されたが民営化の直後くらいまで簡易委託販売が実施されていた。石谷は86年11月まで駅員が配置されていた。
本石倉は信号場~仮乗降場で民営化の際に駅に昇格した。森~石倉間の約12㎞には単線時代の名残で信号場と駅が短めの距離に詰まっていたが、2017年に桂川が間引かれており、来春更に2駅間引かれてしまうことになった。
流山温泉は2002年開業だが、アクセス先の温泉施設が15年に終業してしまった。JR北海道が観光開発した温泉施設以外は特に何もないような立地だったが、独占市場というよりは一蓮托生だったな。廃業後6年もの間、良く放置していたなと思うが、逆に5年以上塩漬けにしないと地元と廃止交渉開始できないのだろうか。
【註】以下、9月23日補訂
15日の会見でJRが7駅の名前を伏せたことにはキチンと意味がある。あくまでも廃止の方向で調整中であり自治体側の了承、合意が正式に得られていないのだ。
JR北海道が七飯町内、森町内の5駅の廃止を協議 (函館新聞 9月22日 3:00配信)
現状で七飯町は概ね同意(静観)、森町は存続要望している。何れもJRの正式発表待ちであるが記事での担当者発言を見る限り、森町での僅かな利用実態を巡って自治体が受け持つつもりは無く、JRへ丸投げしているとも受け取れるな。次善策は考えているんだろうか。
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