しなの鉄道エレジー

2021年11月26日のプレスリリースによれば

<報道提供資料>コロナ禍を乗り切る経営改善策の概要について(しなの鉄道公式)

駅業務体制見直しの一環として、滋野、信濃国分寺、テクノさかき、千曲の4駅が来春以降無人化される。現行の無人3駅(信濃追分、平原、古間)と今回無人化対象のうち唯一JRから移管された滋野は国鉄末期に無人化された駅だ。


信濃追分駅は旧高崎局所管で書類上(鉄道公報1985年3月12日号外)では85年3月14日付で無人化とあるが、この通報は特に高鉄管内においては実態と乖離している。同日付の無人化実施駅の多くが4月20日の運賃料金改定以降も入場券を常設し、信濃追分駅も多分に漏れず書類通りなら有り得ない筈の140円券を出しているのだ。これ以上は散漫になるので何れ別記事で弄る。

御代田以西は旧長野局所管で、平原、滋野、古間の3駅は84年3月21日に無人化(鉄道公報1984年3月19日 第10310号)され、平原は長野では珍しい貨車駅となって現在に至る。

滋野と古間は駅出札がそのまま簡易委託販売所となり、近距離きっぷを中心に販売していたが、しなの鉄道移管時に終売している。


しなの鉄道移管後に開業した信濃国分寺、テクノさかき、千曲の3駅は通常使用されるきっぷは食指が伸びなかったので今日まで放置プレイ中。尤も千曲駅のPOS端末はともかく、信濃国分寺とテクノさかきは券売機以外のきっぷ無さそうなんだが、無人化に際してマニア向けの企画商品やら記念きっぷの類は出すかも知れないな。


旧・ここは無人駅です。と、駅員から説明を受けたマニアな僕は困惑を隠せなかった。

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